色よりも香こそあはれと思ほゆれ
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誰が袖触れし宿の梅ぞも
(古今和歌集より)
という和歌があるほどに、梅の花はその見た目よりも香りに深い趣を感じる。
本日はそんな梅の香りのお線香を紹介していきます。
まず初めにご紹介するのは、薫寿堂《花かおり うめ》
微煙タイプとなっており、煙が少なくなればそれに比例して香りも優しくなります。
煙や香りが少し苦手な方にもおすすめです。
二つめは日本香堂 《花風 白梅》
こちらも煙少なめですが、花かおりよりも香りがしっかりとあります。
春の野に咲く白梅の透明感をイメージして作られました。
三つめは奧野晴明堂《心なごみ香 寒梅》
こちらのお線香のパッケージは、和歌山県にある根来寺の画僧である「牧宥恵」氏が描いた心のほぐし絵。
不安な気持ちを忘れ、心がほっこりと和むように。
そんな願いが込められているお線香です。
お線香の色も濃いピンク色で可愛らしく、お仏壇が華やかになります。
和歌にある、”誰が袖”(たがそで)とは「匂い袋」という意味もあるのです。
京都の香老舗 松栄堂《誰が袖 みやこ》
甘く優しい、質の良い天然香料の香りが上品な印象の匂い袋。
見た目も可愛らしく、プレゼントにもきっと喜ばれるでしょう。
鞄や洋服のポケットにさりげなく忍ばせるのはもちろん、車の中や自分のロッカーに吊って香りを楽しんだり、使い方は様々です。
香水やコロンなどとはまた違う趣の、ゆかしい心づかいはいかがでしょう。
香老舗 松栄堂の商品は、他にもたくさんのお香やお線香の取り扱いがございます。
また今後ご紹介していきます。